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独り言ホリデイ
- 2008/10/05(日) 19:24:31
とある時代、都会とも田舎とも取れぬ場所、
こじんまりとした病院に一人の医者と一人の助手がいた。
ある日その病院に交通事故にあった青年が担ぎ込まれた。
助手から一通りの容態を聞くやいなや
「それは、手遅れだね」
と漏らした。
しかし数日後青年は無事に退院し、不思議に思った助手が医者に尋ねてみた。
「何故あんなことを言ったかって?それを言っとけば死んで当たり前、
助かれば儲けもんってことになるだろう」
などと言い放った。
翌日に男を担いだ若者がやってきた。
「大変だ!親方が足滑らせて屋根からおっこっちまった!」
「そうかい。こりゃあ手遅れだねぇ」
「手遅れ?落ちちまってからすぐ運んできたんだぞ」
「あ、ああ、手遅れだ。落ちる前につれてきてもらわにゃあ」
しかしそれではこの話に落ちがつかなくなってしまう
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